ファクタリングは会社によって手数料が異なります。手数料は安いほうがいいですが、契約内容の確認も重要です。ファクタリングのメリットの1つは、取引先が倒産をして売掛金が回収できなくなるというリスクを避けられることです。しかし、特約によってこのリスクが売主側に移転されていることもあります。
これは償還請求権(リコース)と呼ばれています。償還請求権ありのファクタリングですと、取引先が倒産したら支払い責任を持たなくてはならないので注意です。ファクタリング会社を比較する前に、2社間にするか3社間にするかを決めておきましょう。3社間では取引先の同意を得た上で契約をします。
取引先に知られてしまうことがデメリットですが、手数料を安くおさえられます。取引先に知られずに売掛金を買取してもらいたい場合には、2社間にするべきです。その場合、手数料はかなり高くなってしまいます。2社間の場合、手数料の相場は6%~25%程度です。
審査を受けてみないと最終的な条件はわからないので、複数の会社に申し込みをして結果を見てから比較をするのが良いです。まとめると、償還請求権(リコース)が有りか無しかということが1つのポイント。2社間にするか3社間にするかが次のポイント。最後に実際に審査に申し込みをしてから手数料などを比較するということになります。
会社によってかなり差が出ることがあるので、比較をしておかないと後悔する可能性が高いです。